愛を読むひと
観ちゃいました。「愛を読むひと」
こんなに素晴らしい映画だったんだー
すぐに感想かけない位感動しました
年上の女性に恋に落ちる15歳の少年。
彼の愛を受けとめる女性、ハンナ。
ケイト・ウィンスレットが年上の女性ハンナを演じていたのですが・・・。
一見無愛想なハンナだけど、彼女の内側には飾らない心の美しさ、純粋さ、少女のような想い。
そんな心を持っていて、それを巧みに表現するケイト・ウィンスレットに驚かされました
ケイト・ウィンスレットって、こんなにすごい女優さんだったんだ~~~!!!
「タイタニック」では美しいお嬢様だったケイトだけど、この映画では36歳からの30年間を見事に演じきっています。
ハンナが見せる無垢な表情、文学に感動する感受性豊かな心、戸惑いの表情、
そして裁判のシーンで見せる彼女なりの誠実な逃げのない態度。
ハンナの不安や葛藤、やるせなさが全て表現されていて、
私とは全然タイプが違う女性なのにハンナの気持ちが手に取るように分かる気がしました。
これが他の女優なら、ここまでは共感できなかったかも。。
な~んて考えたりもしました。
恋に落ちる少年を演じるデヴィッド・クロスもかなり良かった~。
二人の恋愛だけではなく、それぞれの登場人物が持つ人生観も感じる事ができました。
何がいいとか悪いとかではなく、また答えは一つではないんだという感じが大人の映画でした。
DVDが出たら絶対買うぞ、と思った久々の大作。
ケイトがこの映画でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したと知って、超納得のシネマねこでした
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