2009年09月21日
飛べ!琉球鳥人☆飛び安里
今日は映画の感想ではなく、9月23日に上演される
「琉球鳥人 飛び安里」についてご紹介です。
今からおよそ200年前、ライト兄弟よりも100年も前に、
うちなぁんちゅで空を飛んだと言われる歴史上の人物がいます。
その名も「安里 周當(飛び安里)」。
琉球王朝の花火師の子孫、飛び安里。
なぜ彼は空に魅せられ、空を飛んだのでしょう。
そしてその子孫の安里 周栄。
彼も空を飛ぶことに限りない情熱を燃やします。
脚本・演出も私の大好きなひーぷーさんなので楽しみです

沖縄の歴史をもっと知りたいなぁ~と感じていた矢先、
沖縄にこのような方がいたんだなぁと知ることができ、
興味が湧いてきました。
笑いあり涙ありの劇のようで、今から23日の上演を楽しみにしております


2009年07月20日
愛を読むひと

観ちゃいました。「愛を読むひと」

こんなに素晴らしい映画だったんだー

すぐに感想かけない位感動しました

年上の女性に恋に落ちる15歳の少年。
彼の愛を受けとめる女性、ハンナ。
ケイト・ウィンスレットが年上の女性ハンナを演じていたのですが・・・。
一見無愛想なハンナだけど、彼女の内側には飾らない心の美しさ、純粋さ、少女のような想い。
そんな心を持っていて、それを巧みに表現するケイト・ウィンスレットに驚かされました

ケイト・ウィンスレットって、こんなにすごい女優さんだったんだ~~~!!!
「タイタニック」では美しいお嬢様だったケイトだけど、この映画では36歳からの30年間を見事に演じきっています。
ハンナが見せる無垢な表情、文学に感動する感受性豊かな心、戸惑いの表情、
そして裁判のシーンで見せる彼女なりの誠実な逃げのない態度。
ハンナの不安や葛藤、やるせなさが全て表現されていて、
私とは全然タイプが違う女性なのにハンナの気持ちが手に取るように分かる気がしました。
これが他の女優なら、ここまでは共感できなかったかも。。
な~んて考えたりもしました。
恋に落ちる少年を演じるデヴィッド・クロスもかなり良かった~。
二人の恋愛だけではなく、それぞれの登場人物が持つ人生観も感じる事ができました。
何がいいとか悪いとかではなく、また答えは一つではないんだという感じが大人の映画でした。
DVDが出たら絶対買うぞ、と思った久々の大作。
ケイトがこの映画でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したと知って、超納得のシネマねこでした

2009年05月13日
さんかく山のマジルー 真夏の夜の夢

てぃーだブログさんのご招待で
「さんかく山のマジルー」の試写会を観てきました

映画全体を通して伝わってきた
「目に見える世界だけではなく、目に見えない世界も大切にする想い」「マジルーとゆり子、純粋な者同士に通じあう心のやり取り」
に胸が熱くなり、思わず涙がこぼれていました

うまく表現できないけど、私たちが普段忘れがちな
「自然に対する感謝の心」や「目に見えないけど存在する者・想い」がこの映画の中にあるように感じました。
マジルー役の穂波ちゃんの演技がホントウにすごくて、マジルー
そのものに成っているかのような存在感でした!!
マジルーのゆり子への愛情はホンモノですよぉぉ。
私の好きなシーンは、結婚式の最中にゆり子とマジルーが手を取り合って、森に向って走る場面とマジルーがゆり子の前から消えてしまう時に言った最後のあのセリフ!!
そのセリフは一言なのですが、心に残る最高のセリフです

(ネタばれになっちゃうので、ここで言えないのが残念・・・)
劇中劇もすごく良くてユーモアがあるのに、しっとりしていて
「梨花さん方言じょうず~


そうそう、登川誠仁さんの歌声にもかなりしびれました

サントラ出たらほしいなぁ☆
伊是名島の自然も良かった。懐かしい感じでホッとしました。
7月18日(土)から桜坂劇場、リウボウホールで公開のようですヨ。
試写で見たけど、公開されたらまた観にいきたいなぁ~と考えているシネマねこでした

真夏の夜の夢サイト
2009年04月30日
グーグーだって猫である

前知識もなく、何の期待もなく観たのが良かったのか・・。
丁寧に丁寧に作られた作品が、いつの間にかじんわり
心に届いていました。
見終わった後、自分の悩みが小さく感じられて「またガンバロ~」と思い、久しぶりに映画の醍醐味を味わいました。
上野樹里ちゃん演じるナオミに共感。
樹里ちゃんの演技は、惹きつけられるものがあります。
ブログ記念すべき第一回は「グーグーだって猫である」

タイトルを聞いて「吾輩は猫である」を連想したのは
私だけ?

アメリカン・ショートヘアーの可愛らしいグーグーに
癒されました
